天然ラジウム温泉と家庭用浴用鉱石の大きな違い
《ラジウム温泉ぬるいほうが良いといわれる理由》
放射能泉(ラジウム温泉)は非火山性の深層地下水です。
地下水がウラン・トリウム含有量の多い五頭山の花崗岩の岩盤の細かい割れ目を通過してくると、
ラジウム等の放射性元素を多く含むのです。
そして、その地下水が地熱を吸収して地上へ向かって上昇します。
温泉中のラジウムは、ラドンに変化する時に放射線を放出するのですが、
ラドンの半減期は約4日と短命なので、地下深い場所で発生したラドンは地中を上昇中にほとんど消失してしまいます。
濃度の高いラジウム温泉に低温の温泉が多い秘密はここにあります。
それほど深くない場所で花崗岩に触れた低温の温泉だけが濃度の高いラジウム温泉となれるわけです。
《鉱石をお風呂に入れただけでは、ラジウム温泉にならない理由》
「鉱石」をお風呂に入れてもラジウム温泉（ラドン温泉）にはなりません
｢風呂に入れるだけで､ラドン温泉になる｣などとして､インターネットで販売されている鉱石などを調査したところ､
対象となったすべての商品で､ラドンやラジウムが水道水と同じ程度しか検出されなかったことがわかり､
国民生活センターは､通信販売業者の団体に表示を改善するよう求めました。
調査が行われたのは、｢風呂に入れただけで､ラドン温泉やラジウム温泉になる｣と宣伝して､インターネットで販売されていた鉱石なとの商品10種類です｡
これらの商品について、｢効果が実感できない｣といった相談が､この6年間で３８０件余り寄せられたことから､
国民生活センターは､風呂の水に入れて溶け出すラﾄンやラジウムの量を調べました｡その結果､
すべての商品で、｢ラドン｣も｢ラジウム｣も水進水と同じ程度しか検出されなかったことがわかりました｡
一方､人体への放射線の影響についても調べましたが､すべての商品を1年間毎日使い続けても､安全上の問題はないことがわかりました｡
国民生活センターは､通信販売業者の団体に対して､表示を改善するよう求めました。
《国民生活センターの実験結果》
「鉱石」をお風呂に入れても水道水と変わりません
「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス（炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。）で、
温泉源から採取されるときの温度が摂氏25 ℃以上又は特定の物質のうち一つについて、規定の含有量を有するものと温泉法で定義されており、
そのうち地中からゆう出する水蒸気及びその他のガスを除く「鉱泉」で、特に治療を目的に供しうるものを療養泉としている。
一方、インターネットの通信販売サイト等には家庭の浴槽の湯に鉱石やセラミック製のボール等を浸漬することによって
ラドン温泉やラジウム温泉になる等とうたって販売されている商品が数多く見受けられます。
風呂に入れるだけで「ラドン（ラジウム）温泉になる」とうたって販売されている商品は、
効果が得られたければ現地へ赴いてゆくしかないということですね。
《結論》
まっ、どうしてもという方には、気休めにはなりますから。害にならないだけ良いかもです。
じつは、この気休めというものもバカにはできないです。
以前、アフリカで医療を行なっていた医師のお話ですが、ある時、患者が列をなす事態なのに薬が切れて仕舞いました。
ですから、温泉でも効果があると思って入るのと、ないと思って浸かるとでは大きな差が出るという感じです。
まさに、信じる者は救われる・・・まるで宗教のような心持もしますが、さて皆さんはどうでしょうか？
放射能泉(ラジウム温泉)は非火山性の深層地下水です。
地下水がウラン・トリウム含有量の多い五頭山の花崗岩の岩盤の細かい割れ目を通過してくると、
ラジウム等の放射性元素を多く含むのです。
そして、その地下水が地熱を吸収して地上へ向かって上昇します。
温泉中のラジウムは、ラドンに変化する時に放射線を放出するのですが、
ラドンの半減期は約4日と短命なので、地下深い場所で発生したラドンは地中を上昇中にほとんど消失してしまいます。
濃度の高いラジウム温泉に低温の温泉が多い秘密はここにあります。
それほど深くない場所で花崗岩に触れた低温の温泉だけが濃度の高いラジウム温泉となれるわけです。
《鉱石をお風呂に入れただけでは、ラジウム温泉にならない理由》
「鉱石」をお風呂に入れてもラジウム温泉（ラドン温泉）にはなりません
｢風呂に入れるだけで､ラドン温泉になる｣などとして､インターネットで販売されている鉱石などを調査したところ､
対象となったすべての商品で､ラドンやラジウムが水道水と同じ程度しか検出されなかったことがわかり､
国民生活センターは､通信販売業者の団体に表示を改善するよう求めました。
調査が行われたのは、｢風呂に入れただけで､ラドン温泉やラジウム温泉になる｣と宣伝して､インターネットで販売されていた鉱石なとの商品10種類です｡
これらの商品について、｢効果が実感できない｣といった相談が､この6年間で３８０件余り寄せられたことから､
国民生活センターは､風呂の水に入れて溶け出すラﾄンやラジウムの量を調べました｡その結果､
すべての商品で、｢ラドン｣も｢ラジウム｣も水進水と同じ程度しか検出されなかったことがわかりました｡
一方､人体への放射線の影響についても調べましたが､すべての商品を1年間毎日使い続けても､安全上の問題はないことがわかりました｡
国民生活センターは､通信販売業者の団体に対して､表示を改善するよう求めました。
《国民生活センターの実験結果》
「鉱石」をお風呂に入れても水道水と変わりません
ほとんど、全くと言ってよいほど効果は得られません。
調査が行われたのは、｢風呂に入れただけで､ラドン温泉やラジウム温泉になる｣と宣伝して､インターネットで販売されていた鉱石なとの商品10種類です｡
これらの功鉱石をお風呂に入れ測定したところ全ての石にラジウム効果が得られませんでした。
中には30万以上のものがあったにも関わらずです。皆さん気を付けましょうね。
「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス（炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。）で、
温泉源から採取されるときの温度が摂氏25 ℃以上又は特定の物質のうち一つについて、規定の含有量を有するものと温泉法で定義されており、
そのうち地中からゆう出する水蒸気及びその他のガスを除く「鉱泉」で、特に治療を目的に供しうるものを療養泉としている。
一方、インターネットの通信販売サイト等には家庭の浴槽の湯に鉱石やセラミック製のボール等を浸漬することによって
ラドン温泉やラジウム温泉になる等とうたって販売されている商品が数多く見受けられます。
風呂に入れるだけで「ラドン（ラジウム）温泉になる」とうたって販売されている商品は、
温泉の定義から外れるもので、使用した風呂水のラドン・ラジウム濃度も温泉法の基準には大きく及ばないものです。
《結論》
まっ、どうしてもという方には、気休めにはなりますから。害にならないだけ良いかもです。
じつは、この気休めというものもバカにはできないです。
以前、アフリカで医療を行なっていた医師のお話ですが、ある時、患者が列をなす事態なのに薬が切れて仕舞いました。
どうしようもなく、その医師は、患者に歯磨き粉を与えた処、ほとんどの患者が快癒したということです。
きっと、薬など飲んだこともなく、無医のアフリカにやってきた医師を、まるで、神のごとくあがめていた現地の方にとっては、医師が与えるものは、まさに神薬、歯磨き粉だって千金のたまものだったことでしょうね。
このことから、信じるということがいかに心身に影響が出るかということです。
まさに、信じる者は救われる・・・まるで宗教のような心持もしますが、さて皆さんはどうでしょうか？
